原文に忠実なテキストと人気イラストレーターによる挿画
子どもから大人まで楽しめる、賢治童話集の決定版! 第2巻
宮沢賢治絵童話集 全15巻
シリーズ監修/天沢退二郎・萩原昌好
【本童話集の特色】
●原文をできる限り尊重した現代かなづかい。賢治独特の表現にルビや解説を補い、読みやすく構成しています。
●現代の日本で活躍中の画家が賢治作品の幻想的世界を独特のタッチで描写。美しいイラストが楽しめます。
●一流の執筆陣が作品の成立やモチーフを解説。また、幅広いジャンルの賢治ファンが熱き思いや夢を語る月報付き。
●各巻その作品にふさわしい本文組とページレイアウトを採用。画期的な装丁デザインの親しみやすい選集です。
●第14巻は、天沢退二郎氏による詩選集。現代版画の方々にも参加いただいた詩画集です。
●第15巻は、作品舞台の写真を中心に構成。作品テーマと賢治の生涯をわかりやすく解説しました。
宮沢賢治絵童話集 第2巻
よだかの星
収録作品
『よだかの星』(画 黒井 健)
ほかの鳥たちから嫌われ、いじめられていたよだか。
ある時、自分もえさとしている虫たちの命を奪う存在であることを気づき・・・
『とっこべとら子』(画 井上洋介)
人をだますキツネ「とっこべとら子」のお話。
ある晩、出会ったおじいさんとさむらい。 実はこのさむらいは・・・
『林の底』(画 一志 学)
鳥たちに模様や色があるのは、とんびが染屋を開いて鳥たちを染めたから。
夜の林で、ふくろうは私に語ります。
『月夜のでんしんばしら』(画 井上洋介)
ある晩、恭一が線路を歩いていたところ、電信柱たちがうたいながら行進を始めました。
「ドッテテドッテテ、ドッテテド・・・」
■サイズ:AB判・69P
■会員価格(税込み):2136円