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手で見るぼくの世界は

対象 小学校高学年以上

じっくり手でさわることで、見えてくるものがある。

――この光はきっと、みんなにも届いているにちがいない。なぜなら、ここはみんなの世界だから。そして、そこは、双葉たちの世界でもあるのだ。

視覚支援学校に通う佑は、この春から中学1年生。クラスメイトもふえ、新しい生活がはじまったが、佑の気もちは晴れない。小学部からの友人・双葉が、ある事件をきっかけに学校に来なくなってしまったからだ。
いっぽう双葉は、事件の衝撃から家の外に出ることができなくなっていた。「目が見えない人はひとりで外を歩くべきじゃない」と思っている人が、この世界にいることを知ってしまったからだ。
母親から「伴歩・伴走クラブ」という団体を紹介された双葉は、クラブ活動の見学をきっかけに、少しずつ外の世界に出ていくようになる。そして佑も、双葉に会いに行くために、苦手だった白杖の練習をはじめて……。

ふたりの主人公が、それぞれの葛藤を乗り越え、ふたたび世界に踏み出すまでを描いた物語。

■作:樫崎茜
■画:酒井以
■四六判
■ページ数:280ページ
■サイズ:縦194×横135×厚さ25mm
■ISBNコード:978-4-7743-3380-9
■会員価格(税込み):1540円
商品コード : 34640
一般価格(税抜き) : 1,400
価格 : 1,260円
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