対象 小学校中学年から
読者に「命の尊さ」や「生きる希望」を伝える創作児童文学
――そう、ゆみちゃんは、生きている。わたしといっしょに、こうして、ここで。
りりちゃんの妹・ゆみちゃんは、りりちゃんが保育園のころにうまれました。お母さんとお父さん、おばあちゃんとりりちゃんは、一生懸命に小さなゆみちゃんを、大きくしていきます。ゆみちゃんは、すくすくと大きくなって、歩くようになり、言葉を話すようになり…りりちゃんはもっともっといそがしくなります。りりちゃんは、そんなゆみちゃんを見ているうちに「生きていることはうれしいことだ」ということがよくわかるようになりました。
ゆみちゃんが生まれて3年ったある冬の日、ゆみちゃんが保育園で熱を出してしまったというのです……。
児童文学から一般書まで、多くの作品を手がける小手鞠るい先生が、子どもたちに届ける「命」の物語。
■作:小手鞠るい、絵:松倉香子
■対象:小学校中学年から
■判型・ページ数:A5変型判・96ページ
■本体サイズ:縦20.6×横15.4×厚さ1.3cm
■重量:約320g
■商品コード:34649
■発売年月:2023年09月
■会員価格(税込み):1540円